チューリング賞でだいたいわかるコンピュータ史 vol.5

Pocket
LINEで送る

こんにちは。林田です。今月もチューリング賞の受賞者を紹介します。
今回は、マイケル・ストーンブレーカー、モーリス・ウィルクス、ボブ・カーン&ヴィント・サーフを紹介していきます。

前回までの記事はこちら→ vol.1 / vol.2 / vol.3 / vol.4

マイケル・ストーンブレーカー(2014年受賞)

ストーン・ブレーカーは関係型データベースの先駆的な開発者であり、エドガー・コッド( vol.3で紹介)の論文に着想を得てRDB「Ingres」を開発しました。
また、Ingresに続くプロジェクトとしてPostgresを開発。これらは後発の多くのデータベースに大きな影響を与え、直接的な子孫としても、PostgreSQLやMicrosoft SQL Serverに繋がっています。

モーリス・ウィルクス(1967年受賞)

ウィルクスは2人目のチューリング賞受賞者であり、チューリングやフォン・ノイマン、クロード・シャノンらとともに計算機科学分野の基礎を築いた科学者の一人です。
主要な功績は最初の実用的なプログラム内蔵式コンピュータであるEDSACの開発であり、それらを通じて

ボブ・カーン&ヴィント・サーフ(2004年受賞)

今回の最後は、チューリング賞受賞者のなかで最も有名な二人かもしれない、ボブ・カーンとヴィント・サーフです。
説明不要な方も多いかもしれませんが、「インターネットの父」と呼ばれる巨人であり、現在においても大きな影響力を持っています。
しかしその先行者にはJ・C・R・リックライダーやロバート・テイラーらがいました。また、マービン・ミンスキー(vol.4で紹介)やアイバン・サザランド(vol.1で紹介)も重要な役割を果たしていることも、面白いところに思えます。

 

チューリング賞にはコンパイラなどの基礎研究での功績も多く、僕が理解し説明できる受賞者が減ってきました。
そろそろ次の連載ネタを考えつつ、がんばっていこうと思います。

Pocket
LINEで送る